アサヒ・コムより記事一部引用:全文はリンク先で
http://www.asahi.com/national/update/1222/006.html 談合や贈収賄事件を封じるために今年度から公共事業の入札方式を改めた
東京都で、落札業者がくじ引きで決まるケースが激増している。公共事業
が削減されるなか、受注に躍起の業者が最低制限価格ギリギリで応札する
ためだ。都財務局が行った入札では、全体の約4分の1の落札者がくじ引き
で決定。業者は「運頼みでは経営がなりたたない」と嘆いている。
知事部局の8000万円以上の土木、建築工事と、2600万円以上の
設備工事の入札を担当する財務局契約第1課。昨年度は2420億円分の
入札を行った同課が、今年度中に実施した597件の入札のうち、137件
がくじ引きで落札業者が決まった。
昨年度は921件の入札中、くじ引きはわずかに6件。一気に20倍以上
に増えた計算だ。
しかも137件のうち136件までが、予定価格に占める落札価格の割合
である落札率が80%だった。都は「最低制限価格が、予定価格の3分の2
(66.66%)から80%の間で設定されていることを業者が知って
いるので、安すぎて失格にならない80%で入札しているのだろう」とみる。
記者コメント:モラルも何もあったもんじゃねーな、談合業界は。