【内政干渉】金美齢さん講演会、中国人ら十数人からの抗議で中止に  の2

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多様な主張を認め合ってこその、言論の自由である。

 意見が違うからといって、相手の言葉を封じようとしては、民主主義は成り立たない。

 東京都立川市で一日開かれた国際交流行事で、予定されていた台湾出身の評論家、
金美齢さんの講演が中止された。同市在住、在勤の中国人らの中止申し入れに対し、
混乱を恐れた民間の主催者団体が応じたものだ。

 金さんは、日本留学時代から台湾独立運動に参画、台湾当局から帰ることを
認められなかった時代もあった。

 中国人らは、申し入れに際し、主催者や会場を提供した市に抗議書を送り、
「金氏は台湾独立の象徴」「講師に呼ぶのは中国人への侮辱」などと主張した。

 「中台統一」を目指す立場から、「台湾独立」という金さんの考えを
標的としていたことは明らかだ。

                         つづく