【政治】破たん朝銀への公的資金投入は、表向き北朝鮮に援助できない政府の土産？

「朝銀」支援が寝た子起こす
在日朝鮮人総連合会(総連一が断末
魔のあえぎ声を上げている。九月の日
朝首脳会談で金正日総書記が日本人
拉致事件を認めて謝罪したことは朝鮮
人社会に激烈な衝撃を与えたが、さら
に核兵器開発まで是認したことが発火
点となり、本国に盲従してきた総連に
一気に批判が集中したためだ。
昨年の朝銀信組事件を受け、零細企
業主や若者を中心とする在日同胞の総
連離れが常態化したが、拉致事件が国
家犯罪だったことが判明後、絶対のタ
ブーだった金正日批判さえ組織内から
公然と飛び出す事態となっている。
折しも朝銀の破綻処理が終局に向か
っている。不正、乱脈経営の末に至っ
た破綻の処理に血税一兆四〇〇〇億円
が投入されることが確実となったため、
破綻要因とみられる北朝鮮への不正送
金疑惑があらためて国会で取り上げら
れるのは必至だ。米国側の非公式な要
請で政府部内には総連への破壊活動防
止法(破防法)適用を真剣に検討すべ
きだとの意見も強まるなど、総連は崖
っ遮ちに立たされている。

「拉致事件に組織として関与した事実
はないと断言する。一内部)調査の必要
など感じない」。十一月十三日、
総連の南昇祐・副議長は日朝首脳会談
後初の記者会見で、こう力んで見せた。
工作活動全般への関与についても全面
否定した。
しかし、にわかに信用できる話では
ないだろう。一九九九年四月、参院法
務委員会での木藤繁夫・公安調査庁長
官(当時一の答弁を思い起こす必要が
ある。長官は「北朝鮮船舶の中には朝
鮮総連幹部への接触を行っていると思
われるものがある」と言明、日本に侵
入した北の工作員と総連幹部が接触し
ている事実を初めて公式に認めたのだ。
元総連幹部が韓国内にスパイ組織を
つくるため、朝鮮労働党から商用特権
を得て各種事業を展開、工作資金を捻
出していた事件も発覚。別の元幹部は
「六〇年代半ば、組織から佐渡の岬の
写真を撮るよう命じられて実行した。
工作員の上陸地点を下調べさせられた
ようだLと告白している。

「金王朝を資金面で支える総連の裏の
顔はかなり危険」(整視庁公安筋)とさ
れ、公安当局は破防法適用の要件が揃
っているか絶えず監視してきた。十一
月八日の衆院財務金離委では中川正春
氏一民主党)が「拉致事件に総連が関与
しているという情報もあり、破防法適
用が当然だ」と迫り、栃木庄太郎・公
安調査庁次長は「十分に考えつつ調査
している」と答弁した。総連は直ちに
同庁に抗議、答弁撤回を要求している。
謝罪しても退会老が増加の一途
総連内部に視点を移そう。南副議長
は「拉致事件と知りながら嘘をついて
きたわけではない」と必死に釈明する
が、在日同胞や組織内からの執行部批
判は燃え盛るばかりだ。近畿地方のあ
る幹部は「最も許せないのが徐萬述
(議長)だ」と批判する。褒俄長は小泉
純一郎首相が金総書記と会談した九月
十七日に談話を発表した。しかし、拉
致事件への謝罪はなく、被害者を「日
本人行方不明者Lと呼んだうえに「こ
の問題が両国問で誠実に解決されるこ
とを望む」と無責任な態度に終始、こ
れに同胞箕衣の怒りが爆発した。

だが、同じ総連でも傘下団体や地方
組織の反応は誠実なものだった。機関
紙「朝鮮新報」は総書記が拉致事件を
認めたことは「青天の露震」と強調し
ながら「(北朝鮮の)労働新聞や朝鮮中
央通信の『事件は握造』という見解に
従った報道が誤報だと分かった」と読
者に謝罪。在日朝鮮人人権協会近畿地
方本部は異常な国家関係の中で起きた
事件としながらも「北朝鮮の責任が免
れるわけではない」と切り捨てた。
総連静岡県本部の朴震秀委員長は会
見で「(本国の拉致否定に)何ら疑念を
抱かなかったことに深い自責の念を感
じる」と声明、愛知県本部は「ひたす
ら祖国を信じ、総連を拠り所としてき
たすべての同胞にお詫びする。(中略)
総連活動を理解してくれた日本の友人、
拉致被害家族らの心痛を思うと言葉も
ない」との委員長名の詫び状を広く配

認識間違いあるな。ごめん。

スタートレックが始まったので残りはちょっと待ってな。