日本マクドナルド、10月の既存店売上高5.4%減
日本マクドナルドが8日発表した10月の既存店売上高は前年同月比5.4%減で、13カ月連続の
前年実績割れとなった。ハンバーガーなどの値下げやセットメニューの拡充に取り組んで
きたが客数が0.3%、客単価も5.1%減少した。全店ベースの売上高も1.3%のマイナスだった。
昨年10月はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の影響で2000年実績より売上高が17.6%、
客数が14.7%とそれぞれ大幅に減少したが、今年10月はそれをさらに下回った。
10月2日からセットメニューで510通りの組み合わせを可能にした「マックチョイス」を
導入し、セットの販売個数は前年同月比13.1%増となったが、大きな集客効果を引き出す
には至らなかった。 (21:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20021108AT1DI03Q808112002.html