【室蘭】日鋼記念看護学校で戴帽式（写真有り）

室蘭・日鋼記念看護学校（加藤正道学校長）の戴帽式が１日、新富町の同校で行われ、
１年生４０人が看護師に向け気持ちを新たにしていた。
　１１日から日鋼記念病院（藤本征一郎院長）で始まる現場実習に赴く前に行われる恒例の儀式。
男子２人、女子３８人人が臨んだ。父母や来賓らが見守る中、学生はやや緊張した表情で、
教員から純白のナースキャップをつけてもらい、医療現場の第一線に向かう気持ちを高めた。
　式辞では加藤学校長が、「皆さんは外見的にはナース。きょうの日を境に、人間性豊かで
魅力ある看護専門職を目指してください」と激励。上級生を代表し佐藤真奈美さん（３年）も
「実習はつらくて大変なこともあるけど、喜びや満足感を得ることができます。１人で悩まずに
助けを借りながら頑張りましょう」と祝った。
　最後にキャンドルを手にした一年生が、「心より医師を助けわが手に託されたる人の幸のために
身を捧げん」とナイチンゲール誓詞を唱和。二年半後の「夢」へ向け決意を新たにしていた。

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