【国際】王位継承権”巡りお家騒動−イタリア・旧サボイア王家
1946年に王制が廃止されるまで約100年にわたってイタリア国王として君臨したサボイア旧王家が、後継を
巡る“お家騒動”で揺れている。
同家の私的諮問機関である「王家のための元老審議会」がこのほど、最後の国王ウンベルト2世(1983年死去)
の長男であるビットリオ・エマヌエレ氏から「王位継承権」をはく奪、同氏の遠縁の男性に与えると決定したからだ。
ジュネーブ在住のビットリオ氏は、ウンベルト2世の直系男子子孫の入国を禁じた憲法の改正を受け、今月末にも
半世紀ぶりに帰国する見通しとなっているだけに、騒動が今後、どのような展開を見せるのかイタリア国民は興味
津々で見守っている。
元老審議会と共に活動する「イタリア王制支持者連合」のセルジオ・ボスキエロ事務局長が本紙に説明したところで
は、審議会の決定の背景には、「ビットリオ氏が、帰国実現のための憲法改正に焦るあまり、イタリア政府の要請に
応じて共和国に忠誠を誓ったこと」があるという。まがりなりにも、君主制復活を掲げ、長年活動してきた同審議会や
同連合には、この宣言が共和制を認める「裏切り」と映っているのだという。
審議会は、ビットリオ氏と曽祖父同士が兄弟のアメデオ・ディ・サボイア氏(イタリア北部在住)を新たな「王位継承者」に
指名した。
審議会の決定にはもちろん、法的拘束力はなく、「王位継承者」も現在では意味はないが、指名されたアメデオ氏は、
イタリア各紙にこれを受け入れる考えを示している。さらには、元国王ながら首相として返り咲いたブルガリアのシメオン
2世の例を引きつつ、政界進出への意欲さえ語っている。
今のところ静観の構えのビットリオ氏が帰国後、反撃するのか、第2幕に注目が集まっている。
引用元
http://www.yomiuri.co.jp/00/20021012i412.htm
2 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:19 ID:x8beA8w3
2
3 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:19 ID:CiiiERqp
どれ
4 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:19 ID:0I7bk7m3
5 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:19 ID:8dBoIxA7
2?
6 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:19 ID:4sg+FYCT
2
7 :
:02/10/13 01:20 ID:OUaMaZwt
トッティはどうなった?
8 :
失礼します。:02/10/13 01:21 ID:fwonfviO
9 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:27 ID:77iLhJUR
サボイア王家って自分たちだけトンズラこいて戦後、国外追放された連中だろ?
紅の豚でポルコののる飛行艇も「サボイア」
10 :
猫煎餅:02/10/13 01:34 ID:POCwwsLK
100年ならせいぜい4代くらいか
11 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:36 ID:B+VeOgJ2
本来は 11 世紀にフランス,ブルゴーニュ地方の封建領主であったウンベルト 1 世白手公に始まる家系である。
その後,征服と婚姻政策によって,フランス南東部からイタリア北西部 (サボア,バレ・ダオスタ,ピエモンテ) に
わたる大領土を獲得し, 15 世紀にはサボイア Savoia 公国を形成し, 16 世紀半ばにはエマヌエレ・フィリベルト
により絶対君主制が確立される。このように起源的にフランスの影響を強くうけたサボイア公国も, 16 世紀中に
はピエモンテ中心のイタリア国家の性格を強める。そして 17 世紀,イタリアはフランス,オーストリア,スペインの
勢力争いの場となるが, サボイア公国はそうした対立を利用して,徐々にフランスに対する独立性を獲得していった。
スペイン継承戦争 (1702‐13) に参加したサボイア公国は,はじめフランス側,のちに反仏同盟側へと巧みに戦争を
乗り切り,ユトレヒトの和約 (1713) でシチリア島を獲得,王国となる。シチリア島は 1720 年のハーグの和約でサル
デーニャ島と交換され,ここにサルデーニャ王国Regno di Sardegnaが誕生する。 ビットリオ・アメデオ 2 世に始まる
18 世紀の 3 代の王たちは封建的諸特権,教会特権を制限し,より中央集権的な政治機構を整備するとともに,軍事
力の強化に努めた。ここに,19 世紀にいたってサルデーニャ王国がイタリア統一の核となる源が存在する。
12 :
名無しさん@3周年:02/10/13 01:36 ID:B+VeOgJ2
1796 年から 1814 年までのフランスによるピエモンテ支配は,封建的遺制のほぼ完全な廃止など,社会的・経済的
発展の基礎をつくった。国王ビットリオ・エマヌエレ 1 世 (在位 1802‐21) とその後のカルロ・フェリーチェ (在位 1821‐
31) は復古体制下で猛烈な反動政策をとるが,ピエモンテの近代化は徐々に進む。その後を襲ったカルロ・アルベルト
(在位 1831‐49) は経済的自由化を推進し,彼の下でサルデーニャ王国は 1848‐49 年のオーストリアとのイタリア解放
戦争を戦い,敗北する。 49 年即位したビットリオ・エマヌエレ 2 世は有能な宰相カブールを起用して,サルデーニャ王国の
急速な経済発展,軍事力の立て直し,外交的立場の強化に成功する。 59 年にはフランスと連合してオーストリアを破り,
ロンバルディアを併合。 60 年にはトスカナなどの中部イタリア,ガリバルディの千人隊遠征によって確保された南イタリアを
併合してイタリア王国Regno d ’ Italia が成立する。
統一イタリアでの王家の政治的な重要性はしだいに低下していくが,憲法上の強力な立場は残される。このことは政治的な
転換期での国王の関与をもたらす。つまり,ファシズムの政権確立や,その後の政策の展開を国王は支持する立場に立つ。
そのために,第 2 次大戦後,1946 年に行われた政体決定の国民投票で王制支持は 46 %しか獲得できず,王家としての
サボイア家はウンベルト 2 世で終りを告げることになる。
パクス・ロマーナφ ★氏のハンドルも王族みたいでかっこいい。
アンドラーデ家とビーステルフェルト家はどこだったかな?
15 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:04 ID:7Gnn2pqe
一次大戦の時に外国に逃げたドイツの皇帝とその縁者はその後どうなったので
しょうか?
16 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:06 ID:5lNW9XOV
浩宮様が国会議員なんて想像付かないわ。
>1
読みにくい。
18 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:08 ID:RW4n7U4s
運命の6人の王子が登場しますか?
19 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:09 ID:v8sOm0XI
”←を何とかしてください
20 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:11 ID:XZ/kZVDr
サボナはお菓子のホームラン王です
21 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:14 ID:M88qdw2u
どうでもよすぎ
パスタ食って氏ね
22 :
ルナ(偽):02/10/13 02:21 ID:77C1bx/1
自由・平等を大義とする共和制憲法に、
もう「王室」ではない人に国外追放の差別を科すなんて
けったいな話です。
結局、どうなろうともタダの人にはなれないのですね。
24 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:39 ID:d1RY30GM
イタリア王室マンセー
復活してほすぃ・・・・
25 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:44 ID:Kw58OqoH
フィアットのアニエッリの奥さんもこの一族だな・・・
26 :
名無しさん@3周年:02/10/13 02:54 ID:GTyLOPaz
飛行機作るサボイアと関係あるのか?
ヴィットーリオ・エマヌエーレ三世だっけ?
>>13 パクス・ロマーナの意味が分からないのか?
もしかしてリアル厨房?
29 :
名無しさん@3周年:02/10/13 03:11 ID:ZNnjH/RO
イタリアは素直に分裂しる
30 :
猫煎餅:02/10/13 03:12 ID:POCwwsLK
イタリア人のちんこぱっくりウマーって意味だから覚えとけ
31 :
名無しさん@3周年:02/10/13 05:30 ID:PUGdxeeE
ゴールデンバウム王朝の末裔は?
32 :
名無しさん@3周年:02/10/13 05:38 ID:Qjt5C2id
レコバをそのまま帰化させて王位継承させればいいよ。顔から王に相応しい風格が漂ってるよ。
33 :
名無しさん@3周年:02/10/13 05:41 ID:xqUXME3x
34 :
名無しさん@3周年:02/10/13 05:43 ID:Dg/yIDq/
>ウンベルト2世の直系男子子孫の入国を禁じた憲法の改正
実の親父に国外追放さながらにされて、やっと帰ってきたら
今度は老審議会とやらに王位継承権剥奪されて、遠縁の男に継承権もってかれるか…
なんか不遇な皇太子(?)だな・・・(;´Д`)
35 :
名無しさん@3周年:02/10/13 05:48 ID:Vbd3Lf3q
サボイアマリポーサ
サボイアソルジャー
サボイアスーパーフェニックス
サボイアゼブラ
サボィアビックボディ
サボイア・マルケッティ
37 :
名無しさん@3周年:02/10/13 06:00 ID:nldiaOUP
Savoy Truffle.mp3
38 :
_:02/10/13 06:02 ID:2dwCnGou
王位継承争奪戦ですか?
39 :
名無しさん@3周年:02/10/13 06:02 ID:4yYORynr
王位争奪戦ですか?
レオパルドンはいますか?
40 :
_:02/10/13 06:04 ID:2dwCnGou
サボィアビックボディチーム
・ペンチ万
・レオパル丼
・ゴーレム万
・キャノンボーラー(この辺りが記憶が曖昧)
・サボィアビックボディ
だったと思いますが?
41 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:01 ID:U+evLsMD
う〜ん、処刑されなかっただけでも有り難いような。
こういう面倒が起きるので旧権力者の血族は抹殺しておかないとな。
42 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:15 ID:sK4xoqIj
王族ってのは余程の事でもない限り、取って置いた方がいい。
人間は自国に「高貴な血」に夢を見たがるもんだから。
割と近くに、ペルシャ帝国が復活するかもな土壌があるんだから、
王族祭り上げての戦争だと、存分に戦えるし、名分も立つってもんだ。
自由と人権を標榜して闘うには、人類は未だそれらを噛み砕いていない。
アメリカみたいに、名分の立たない悲惨な闘いになってしまう。
43 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:18 ID:ZghXs5ZM
クーデター起こす時にはまだ役に立つんだよ
44 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:19 ID:XkSalGG3
赤シャツ隊
45 :
:02/10/13 07:21 ID:g4rOpmDu
イタリア王家ってローマ皇帝の末裔なの?
それともハプスブルグ家か何か?
46 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:25 ID:DmgFXhcc
>>41 王制が廃止されたとはいえ、
サヴォイアのヴィットーリオ=エマヌエレという名前に、
イタリア国民はやはり特別な思い入れを持つという。
その末裔がたとえ暗愚であったとしても、
処刑したいという程には憎みきれないんだろうな。
しかし、いまだにこういうDQNな王党派がいるとは(w
47 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:43 ID:IgWGxCTn
>>45 上の方に詳しい説明があったんじゃない?
ローマ皇帝の末裔はロシア皇帝だっけ?
48 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:49 ID:U+evLsMD
やっぱり、面倒ばかりじゃん。
49 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:53 ID:xnfIZloc
50 :
名無しさん@3周年:02/10/13 07:55 ID:p5vwfjQ2
能だかのお家騒動と変わらんな。
51 :
名無しさん@3周年:02/10/13 08:00 ID:Y7QxqEMY
>>47 …まあ確かにモスクワは、「第三のローマ」って
自称してたけどね。こじつけもいいとこだよ。
52 :
名無しさん@3周年:02/10/13 08:08 ID:U+evLsMD
庶民はロシア語で
インテリはドイツ語で
宮廷はフランス語だったらしいから。
パリかと思ってたよ。
53 :
名無しさん@3周年:02/10/13 08:16 ID:IgWGxCTn
>>51 東ローマの皇女と婚姻関係を結んで第3のローマと自称したんじゃなかったっけ?
世界史は高校のとき少しやった程度だからわかんねぇや。
>>53 エカチェリーナ2世のときに、その血統は絶たれてます
いや、それ以前からかも…
55 :
名無しさん@3周年:02/10/13 09:09 ID:PFn0W5Qr
56 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:14 ID:XDYo/eEL
おいしいものをいっぱい食べてそうな一族だ
57 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:16 ID:S+ta3XM7
原宿にあったレストランサヴォイのピザが懐かしい
58 :
:02/10/13 19:27 ID:oLHlhhnw
まぁこのスレは
パクス・ロマーナφ ★が立てたというのが気が利いている。
美しいじゃないか。
つか、新聞読んだ時点で立ってると思ったけど。
59 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:29 ID:7Gnn2pqe
だまされて帰国を許されて入国したとたんに、反王室派に暗殺される罠
60 :
(゚д゚)ウマー ◆UMAAgzjryk :02/10/13 19:32 ID:JW7GOYK2
ありもしない王座めぐって何が楽しいよ>イタリア
イタリア王家は、もともとイタリア全土に君臨した歴史は浅いから
忠誠心を抱く人間など少ないでしょうね
というか、イタリアという土地は、古代ローマ時代から共和制を
経験しているといえるし、中世も細かく分裂して共和制をとったり
した地域も多いので、もともと君主制に対する幻想は極めて
薄かったと思います
62 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:42 ID:WJDYWQ88
法王を追放しれ!
63 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:43 ID:hcs4r8mK
64 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:48 ID:3MUgRN5Y
ぜひ王制を復活させて欲しいな
65 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:49 ID:qWtXri00
決着はマットで。チーム戦の開始です。
66 :
名無しさん@3周年:02/10/13 19:50 ID:sul2Vv92
日本でも南朝の子孫が
皇位継承争いしてるとか
σ゚д゚)ボーノ
69 :
名無しさん@3周年:02/10/14 00:47 ID:zWdzuCHb
ヒットラーは王制復古を唱えなかったのか?
70 :
:02/10/14 00:52 ID:aZhDxRbL
イタリア王室には伝統文化とかあるわけ?
パクス・フクシマーナの時代が来る
72 :
名無しさん@3周年:02/10/14 01:00 ID:3qhRHfRG
パクス・サイタマーナの時代が来る
くやしい
74 :
名無しさん@3周年:02/10/14 01:03 ID:3qhRHfRG
パクス・オカヤマーナ
75 :
イルボソ ◆8ZX98vTuMs :02/10/14 01:09 ID:gVSfb/aE
>>69 ヒトラーは国家社会主義者ですよ。
旧体制の象徴である皇室と教会は「敵」だったはずです。
ただ、第二次大戦初期にオランダを占領した時に、当時オランダ在住の
ウィルヘルム2世にドイツ帰国を勧めたそうですが、元皇帝は断ったそうです。
>>69 まず、ヒトラーはドイツ人ではなく、元々はオーストリア人。
また母国で諸民族融和的政策をとっていたハプスブルク王家を好んでいなかったし、
ドイツを敗北に導いたホーエンツォレルン王家にも好意を持っていなかった。
さらにドイツ軍の首脳部であったプロイセンのユンカー(軍人貴族)達も嫌っていた。
ヒトラーは帝政支持者ではなく、彼の目指していたのはあくまでもドイツ人の国家(ライヒ)。
ちなみに反ヒトラー派の中には共和主義者だけではなく帝政派までいた。
SM79はカコイイ
ヴィットリオ・エマヌエーレの1世がイタリア統一のときの国王だっけ?
イタリア国民にすればこの名前に郷愁があるんだろうか?
イタリアには、現在、古代ローマの貴族にさかのぼれる
マッシモ家(マクシムス家)という家柄があり
当主は銀行幹部だったと思う
単に家柄の古さだけを比べるならば、サボイア王家よりも
こちらのほうがはるかに古い
81 :
名無しさん@3周年:02/10/14 15:54 ID:4I6tLLmO
きんにくマンスレになってるだろうなー
と思ってたら案の定・・・・
82 :
あげ:02/10/14 16:16 ID:KtKpimGI
>75
レーム粛清あたりで社会主義が抜け落ちたんでない?
84 :
名無しさん@3周年:02/10/14 20:29 ID:dvDQ1j1o
陰謀史観好きに言わせると、王政復活を願う王統派が、共和主義者の疑念を抱かせないために
うった茶番だと思う。この親戚筋に王統派のスポークスマンを勤めさせ、世論が傾いた所で
正式継承権者へのバトンタッチ。
85 :
@:02/10/15 12:59 ID:RNOSiGlH
アメディオ!
87 :
名無しさん@3周年:02/10/15 23:59 ID:9w+eNkZa
>>85 こんな寂れたスレに広告をうってどうするにかと小一時間
イタリアの王家はアニエリ家です!
アメディオのAAだれか張ってくれ