【国際】従軍慰安婦への賠償を日本に求めよ−田嶋陽子らが台湾で★2

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2597月11日メルマガより
とても政府任せでは彼女たちへの責任を果たすことができないという思いで、
私たち野党3党(民主党、共産党、社民党)は日本政府の公式謝罪と個人補
償を可能にする法案を提出したのです。

 今度の「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」が提出されて参議院の内
閣委員会に付託されたのは先国会のことでした。いよいよ今国会で審議がで
きると張り切っていましたが、与党の理解が得られず、大変な努力を要しま
した。

 市民の皆さんと集会を開いたり、またわざわざ韓国と台湾から飛んでこら
れた被害者の方たちと参議院議長や与野党の関係者に訴えたりといろいろな
かたちで働きかけ、また野党の理事にも努力を重ねていただいた末に、つい
に来週18日に法案の趣旨説明、23日には委員会質疑が実現することにな
りました。

先月、日韓共催でサッカーのワールドカップが行なわれましたが、韓国の国
会で最初に「慰安婦」について質問したのが韓国サッカー協会会長でワール
ドカップ韓国側組織委員長を努めた国会議員の鄭夢準氏です。

彼は戦後初めての日韓共同の国際的なイベントを成功させることで、両国の
関係を親密にし、友好関係を回復したいという思いを胸に奔走してこられま
した。私たちは彼らの努力に対しても応えなくてはならないと思います。

日本が筆舌に尽くしがたい苦痛を与えた被害者は高齢で、私たちに残された
時間は多くありません。国内外の女性の名誉と尊厳を守り、平和と人権の尊
重される社会をつくるために充実した質疑ができるよう、委員会質疑までの
あと10日余り、精一杯努力します。ぜひ注目してください。