昨年5月に旧浦和・大宮・与野の3市合併で誕生し、来年4月の政令指定都市移行を目指す
さいたま市(人口約106万人)に設置される9つの行政区の名称が30日、決まった。
旧浦和の4区が「浦和」「桜」「南」「緑」で、旧大宮の4区が「大宮」「西」「北」「見沼」。さいたま
新都心がある旧与野は「中央」となった。
区名決定を受け、さいたま市は近く行政区割りと区名の条例案を市議会に提案する。全国13
番目となるさいたま市の政令市移行は、10月中旬にも閣議決定される予定。
各区名は、公募で寄せられた名称への市民投票の結果を参考に、有識者らによる区名選定
委員会が選定した。
市民投票では「盆栽区」などユニークな区名にも票が集まったが、選定委は「親しみやすさな
どを考慮し委員会独自に決める」として選定。委員会を傍聴した市民からは「『官主導』といわれ
た合併だが、区名選定も住民不在だ」と批判する声も聞かれた。
さいたま市の区名決まる
http://www.sankei.co.jp/news/020930/0930sha081.htm