Kyoto Shimbun 2002.09.27 News
[滋賀県]新市の名称「安土市」に決定〜五個荘など3町法定合併協〜
2004年3月の合併を目指している滋賀県安土町、五個荘町、能登川町の
3町法定合併協議会(会長・小串勲五個荘町長)は27日、
合併後に誕生する新市の名称を「安土市」と決めた。
県内の法定協で、合併後の自治体名称を決めたのは初めて。
同法定協は5月から6月まで3町の在住、在勤者を対象に名称を公募し、
計3698点が寄せられた。公募後、名称候補選定小委員会が歴史や地理的な理由から
「安土」「近江安土」「きぬがさ」「東近江」の四候補に絞り、提案していた。
4候補について、同法定協はこの日、前回(8月23日)に続き協議したが結論が出なかったため、
3町の町長、町議代表、学識経験者ら委員34人中33人(1人欠席)が投票。その結果、
「安土」が19票、3町にまたがる繖(きぬがさ)山にちなむ「きぬがさ」が14票で、
「安土」が過半数に達した。
提案では、「安土」については、日本史上に「安土桃山時代」の時代名で登場し、
国際的にも通用するとしていた。3町の人口は約4万7000人。新市の庁舎は、当面、現能登川町役場とすることで合意している。
小串会長は「現在の町の地名にこだわる住民の感情論もあるだろうが、
3町合併という大きな目的に向かって、新しいまちづくりを行うために今後も粛々と協議を進めていきたい」
と話した。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002sep/27/W20020927MWA1S200000146.html ぜひおながいします。