【社会】「小児科医いない」4件の病院で診療受けられず乳児死亡 −岩手

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537名無しさん@3周年
詳細続報★
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=2900
男の乳児はそれまで特に変わった様子はなかった。1日は家族4人で近くの
レジャー施設を訪れて、動物などと楽しく遊んでいた。ところが、この日
深夜、母親が発熱に気づいた。嘔吐(おうと)も繰り返し、翌朝一番で市内
の開業医を訪ねた。それでも熱は下がらなかった。夕方、開業医に電話し、
別の薬を処方されたが、容体は変わらなかった。
両親は3日、男児を市内の別の開業医に連れて行ったが、快復には向かわな
かった。その夜、再び開業医に電話したが、留守番電話のメッセージが
流れるだけだった。
両親は救急病院にすがった。が、頼りない答えに、両親は必死の思いで、
それから三つの病院にも電話した。 結局、一関病院に駆け込んだが、対応
した当直医は「専門ではないので……」。小児科医に連絡を取るために
40分ほども待たされたが現れなかった。「明日の朝、もう一度来てください。
入院になると思いますが」4日朝、乳児がぐったりしているのに気づいた
両親は救急車を要請。救急隊員は複数の病院に電話したが、断られ、
一関病院に運んだ。母は「救急車を呼んだときはまだ温かかったのに……」。

小児科を持つ一般病院は年間約200ずつ減り続けているという統計もある。