米軍基地で2度の爆弾騒ぎ
米中枢同時テロから1年を前にした沖縄県の米軍キャンプ瑞慶覧(同県北中城村など)
で、2度の爆弾騒ぎがあったことが14日、米軍準機関紙「スターズ・アンド・ストライ
プス」の報道などで分かった。在沖縄の米海兵隊報道部は「爆弾は結局発見されず、
危険はなかった。詳細は調査中」としている。
同紙によると、7日と10日の両日、キャンプ瑞慶覧の中にある信用組合内に爆弾
があるとの情報があり、爆発物の処理班などが出動。軍用犬で探した結果、何も発見
されなかったが、約3時間にわたり周辺道路で車両が迂回(うかい)、隣接の郵便局
やレストラン街が閉鎖されるなどの騒ぎとなった。
同紙によると、9月11日当日は、基地の警戒水準が4段階のうち2番目に高い
「ブラボー・プラス」だったという。
http://www.sankei.co.jp/news/020914/0914sha068.htm