【不正】「仮面ライダー龍騎」人形くじ引き1、2等入れず販売 主婦が全て買い取り判明

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338闘え!景子〜その1
「お母さん、何回ひいても当たらないよう」
我が子の涙目を見ているうちに景子(仮名 29歳)の内にも怒りが湧き上がってきた。
今日は息子達のたっての願いで「仮面ライダー龍騎」の映画を見たあと、
興奮さめやらぬ子供達のために人形クジの小銭をわたしてやったのだった。
しかしどうだろう、悔しがる子供達のために2回ずつも引かせてやっているというのに
3等ばかりとは。 ・・・・クジで一回500円なんて、相当高いものだというのに・・・
「ちょっと! これ本当にアタリが入ってるの?」思わず訊いた景子に対して
「エー? もちろん入ってるっすよ(w」 バイトだろうか? 
こちらをバカにしたような薄笑いを浮かべながら若者が答えた。
「本当・・・・?」疑いの声を上げる景子をあざ笑うように息子の引いたクジは
またしても3等なのだった。
「奥さん。ウチの子供のひいたクジも全部ハズレだったんですよ」
いつのまにか別の家族が景子のそばで耳うちした。みると何個かのハズレ景品を
もったその家の子がうらめしそうに1等の龍騎の大きな人形をみあげているの
だった。景子にはしだいに確信のようなものがわきあがってくるのを感じた。
「ちょっと!ホントウにその中にあたりクジがあるんでしょうね!?」