日本最古の水道管が引退
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw02082143.html 横浜水道が完成した一八八七(明治二十)年から百十五年間にわたって、
横浜市民に水を供給し続けてきた日本最古の水道管の一部が二十日、
横浜市保土ケ谷区星川で掘り出された。
配水管敷設替え工事に伴って掘り出された水道管は、
英国のアールレイドラウ社製の鋳鉄管で、口径十五・五インチ(三百九十ミリ)。
掘削工事により道路下から姿を現した水道管には、同社製であることを示す
「RL&S」という刻印が施されている。
また、管のつなぎ目部分が印籠(ろう)の形に似ていることから、「印籠継ぎ手」と呼ばれる耐震性を考慮した技法が用いられており、往時の建設技法をしのぶことができる。