http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20020815b 柔道の授業中に指導教諭から絞め技をかけられ、記憶力低下などの障害を負ったとして、
山本郡内の男性(20)が、通学していた能代工業高校を設置する県に、7600万円余の損
害賠償を国家賠償法に基づいて求める訴えを、14日までに秋田地裁に起こした。
訴状によると、男性は12年10月17日、同校の体育授業で柔道の寝業を有段者の教諭
(62)=13年3月で定年退職=と練習していたところ、教諭から首を強く絞められた。男性は
「死ぬ、ギブアップ」などと言って教諭の顔を手で何回もたたいたが、教諭は絞め続け、男性
は気を失った。男性は頭と首の痛みや、けいれん、不眠状態が続き、現在も覚える力が低下
し、意欲の減退がみられるという。
男性は「事故で脳虚血による脳の障害が起きた。教諭は苦痛を訴えたときに直ちに首を絞
めるのをやめるべきで、過失責任がある」と主張している。
男性は13年3月の卒業後、就職したが仕事に適応できず、2カ月で退社。その後2度アル
バイトしたが、仕事ができないということで辞めざるを得なかったという。男性は、事故の障害
により働くことができなかった分の休業損害や治療費、今後の逸失利益、慰謝料など計765
1万円を請求している。
☆なんか、馬鹿になったから賠償しろって言ってるようですが。