【社会】座席に座りながら陰部を露出　消防士長を逮捕　八尾

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　大阪府八尾市の市消防署の消防士長(51)が先月末、電車内で下半身を露出したと
して布施署に公然わいせつの現行犯で逮捕されていたことが8日、分かった。
市消防本部は7日付で停職6カ月の懲戒処分にし退職願が出されたため受理したが、
この消防士長は7年前にも同様のわいせつ事件を起こしており、前回の処分の教訓が
まったく生かされていなかった。
　八尾市消防本部などによると、消防士長は5日正午ごろ、近鉄大阪線八木
（奈良県橿原市）−布施（東大阪市）間を走行中の急行車内で、座席に座りながら
陰部を露出していた。ひざの上に手提げ袋を置いていたが、隣に座っていた乗客が
気づき車掌に連絡、布施駅で通報を駆けつけた布施署員に突き出された。
　当日、消防士長は非番で、午前9時に勤務を終えいったん帰宅したが、電車で
奈良方面に出かけ、大阪方面に引き返す途中だったという。
　消防士長は平成7年にも、非番中に八尾市内の路上でマイカーを止め、車内で
下半身を露出したとして八尾署に逮捕され、市消防本部は減給（10分の1）1カ月の
処分にしていた。
　中瀬和行・同市消防本部次長の話
　「7年前の処分の教訓が生かされず、管理監督責任を重く受け止めている。
市民の皆さんに深くおわびを申し上げるとともに、再発防止に全力をあげたい」
http://cgi.jp.osakanews.com/cgi-bin/osknews/articles/showarticle.cgi/news/2002080805