関西電力の通信事業子会社ケイ・オプティコムが経営する大阪市北区の
インターネット喫茶店「opti c@fe」の一部会員データが、内規
に違反してインターネット上にある外部のデータ保管サービスに四十日間
預けられていたことが一日分かった。三十一日朝に一般のインターネット
利用者から「閲覧できた」との指摘を受けて事態が判明した。
同社によると、預けられていたのは、京阪神地域中心の会員約二万人の
うち一万七千人分の住所や氏名、年齢、連絡先、趣味などの個人情報。
同社の社員が六月二十日、自宅で顧客情報を分析するため、同社の内規
に違反してインターネット上のデータ保管サービスに預けたうえ、その後
四十日間削除していなかった。データが第三者に利用されるなどの被害は
今のところ確認していない。
同社は、会員に対して送信した電子メールで事実関係を説明するととも
に「個人情報を預かる当社がこのような事態を引き起こし、大変申し訳な
くおわび申し上げる」とメールで謝罪している。
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引用元:
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002aug/01/W20020801MWB1O100000075.html