【BSE問題】日ハム、買い取り申請の牛肉を無断焼却
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会見(2):
Q: これから一番肝心の証拠である牛肉を焼却処分された状態で、書類等だけからどの程度
まで実態解明が進められるのかと、その辺についての見通しとかをお話し願います。
A: そこはやってみなければ判りませんし、やるだけのことを肉薄をしたいなと思ってます。
今となってはそういう事実しか残っておりませんので。
それから日本ハム以外で、取りあえず止めている同じハム・ソー組合のものもあるわけです、
そういったことを全品検査をすることで、周辺の事情は判ってくるかと思います。
Q: 今回ハム・ソーに対するいろんな形での事前の指導とかをされたと思うのですが、そう
いった指導に不十分な点がなかったのか、農水省として、あるいはこの買い取り制度自体問題
点が改めてここで浮き上がってきたのではないかと思うんですけれども、その点についてはど
ういうふうにご覧になってますでしょうか。
A: そこの指導の十分であったかどうかということについては、再三に亘って指導している
中で、先行してしまったと言いますか、独走してしまったところについては、誠に遺憾としか
言いようがないと思います。
それから制度問題については、これは繰り返しになりますけれども、通常の商取引のルール
に基づいて、事柄が運ばれているという前提に立ってあの時点では組んだわけですので、それ
をカバーする意味で、サンプリングの率を上げたり、今や全箱検査をするということで、精度
を上げていくという方向にきているわけですから、現状から言えば、もし白地に絵を書くとす
れば違うものがあったかも知れませんけれども、これまでの経緯から見て、やむを得なかった
というふうに思います。