アサヒ・コムより全文引用
http://www.asahi.com/business/update/0722/012.html 米ワールドコムの破綻(はたん)を受け、米本土で同社の通信回線を
借りている日本の通信大手は万が一の通信途絶に備え、代替回線の確保を
急いでいる。
また、業界全体で数十億円規模とみられる関連債権・債務の確認を始めている。
前身のKDD時代から国際通信を幅広く手がけるKDDIは、ワールドコム
から光ファイバーなどの中継伝送路の卸売りを受け、現地の日系企業に
自社ブランドのデータ通信サービスを提供している。小野寺正社長は、
18日の記者会見で「万が一の時の通信確保は当然の責務」として、
AT&Tなど他社の伝送路の空き状況を調べ始めたことを明らかにした。
長距離・国際のNTTコミュニケーションズ(NTTコム)や日本テレコムも
同様の動きだ。「昨年9月の米国同時多発テロでは、実際に通信が途絶した。
今回も最悪の事態を想定した対応をとりたい」(NTTコム幹部)としている。
日本の通信大手は、米本土でワールドコムから回線を借りる一方、日本法人の
MCIワールドコム・ジャパン(本社・東京都渋谷区)に日本国内の回線を
提供するなど「相互利用」の関係。米本土でのワールドコムの回線使用料
(債務)は、日本の業界全体で数十億円規模に達する。日本国内での
ワールドコムへの債権額はそれを下回る模様だが、支払いが滞れば自社の
債務で相殺する準備を進めている。(20:03)
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