外来の肉食魚駆除のため薬品使用を勧告 メリーランド
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メリーランド州アナポリス(AP) 当地にある面積9エーカー(3.6
ヘクタール)の池に中国原産の外来肉食魚が多数発生しており、本来の生態系を
破壊する恐れが懸念されている。この問題を検討している専門家委員会は、
この魚を駆除するため、薬品を池に投入することを勧告している。
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専門家委員会は、この魚を駆除する方法として、わなを仕掛けて捕獲する、
網で捕獲する、電気ショックで捕獲するなどの方法を検討してきたが、これらでは
根絶できない可能性が残る。また池の水を抜いてフィルターにかけることも
検討したが、現実的でないことがわかった。
そこで同委員会はロテノンと呼ばれる薬剤を池に投入することを勧告した。
ロテノンは熱帯の植物の根から抽出される物質で、魚のエラに入ると、酸素の流れを
阻害する。また効き目は2―6日しかもたず、長期的には悪影響はないという。
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※以上引用。全文・詳細は配信記事参照。
※配信記事:
http://www.cnn.co.jp/science/K2002072200079.html ※CNNの日本語ニュースウェブサイト(
http://www.cnn.co.jp/)2002/07/22配信
◇繁殖している肉食魚
・「ノーザン・スネークヘッド」と呼ばれるもの
・長さ1メートル程度まで成長し、ほかの魚を食べ尽くしてしまう
まさか保護される在来種がブラックバスだとか...