●横審が貴乃花に“最後通告”●
大相撲の横綱審議委員会(横審=渡辺恒雄委員長)は22日、
東京・両国国技館で名古屋場所後の定例委員会を開き、
7場所連続休場の横綱貴乃花(29)に対して、
「秋場所は横綱の相撲が取れる状態で臨んで欲しい。それが
出来ないのであれば、自ら潔い判断を下すべき」とする決議を
全員一致で採決した。渡辺委員長は「横審としての最後通告」と
しており、横審が貴乃花に9月の秋場所前に進退についての
決断を求める形となった。
委員会では、「けがが治るまで見守る」とする擁護論、「貴乃花から
直接話を聞こう」という意見も出たが、1時間に渡る協議の末に採決し、
「引退勧告に近い注意」(内館牧子委員)に至ったという。
http://www.yomiuri.co.jp/06/20020722ie21.htm