AP通信は16日、パキスタンとの国境やカシミール地方の実効支
配線(停戦ライン)に展開しているインド軍のうち、3師団計約
1万8000人が1週間前に撤退したと報じた。高官や政府当局者らの
話として伝えた。
事実とすれば、昨年12月に両国軍が計約100万人の兵力を集結さ
せ対峙(たいじ)し始めてから初めての大規模な撤兵。大規模な軍
事衝突の可能性が遠ざかっている両国間の緊張緩和に拍車が掛かる
とみられる。
インド国防省は撤退を確認していない。APは撤退の理由につい
て、パキスタンからの過激派の越境が大幅に減少したことが確認さ
れたためとしている。
国境などに展開しているインド軍の兵力は約75万人規模といわれ
る。
撤退は、住民計28人が死亡した13日のカシミール・ジャム近郊で
のテロの前だが、同事件後もインド政府の対応はこれまでのところ
パキスタンへの直接の非難を控えるなど抑制的。
当局者は、今回の部隊移動を公表する計画はないとしている。
昨年12月のインド国会襲撃や今年5月のジャム近郊の軍施設襲撃
事件などで、インドはパキスタン側からの越境テロと非難、軍事衝
突の危機が高まったが、米国などの調停でパキスタンがテロ取り締
まりを約束し、小康状態となった。インド軍は既に前線の一部で地
雷を撤去するなど対立緩和に向けた動きをみせていた。
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引用元:
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20020716diii185616.html 依頼元:
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1026614638/861 毛玉:核もね……。