中国人男児誘拐、両親を不法滞在で起訴…強制送還へ
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020709i405.htm 東京都足立区で先月、誘拐事件に巻き込まれた中国人男児(6)の両親が今月5日、
入管難民法違反罪(不法滞在)で東京地裁に起訴された。被害者ではあるが、父親
(37)は11年余り、母親(39)も9年余りという不法滞在期間が悪質と判断さ
れた。裁判の審理を経て、現在児童相談所に預けられている男児とともに強制送還さ
れる可能性が高い。彼らはなぜ、長期の不法滞在ができたのか。周囲の証言からは、
警察の影におびえながらも日本社会にとけ込もうとした一家の姿が浮かぶ。