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【医療】厚生労働省、新タイプ抗がん剤を承認―狙い撃ち型「分子標的薬」

　厚生労働省は8日までに、肺がんの新薬「ゲフィチニブ」（商品名・イレッサ）の輸入を
正式に承認した。ゲフィチニブは肺がん細胞の増殖を抑える機能に作用する「分子
標的薬」と呼ばれる新タイプの抗がん剤で、副作用が少ないとされる。承認されたのは
世界で初めて。

　輸入元のアストラゼネカ（大阪市）は「薬価が決まり、保険が適用されるのは秋ごろと
みられるが、今月中旬から発売を開始する」と発表した。保険適用されるまでは、一錠
1万円前後になるとみられる薬の価格は患者負担となる。そのほかの検査費用などは
保険が適用される「特定療養費」制度を利用する。
(以上、2002年7月9日のNIKKEI NETより一部引用―全文は引用元を参照)

引用元: http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20020708eimi170808
参考: 読売年鑑2002「がんの特効薬は登場するのか」(分子標的薬の解説あり)
http://www.yomiuri.co.jp/nenkan/2002_01f.htm