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●● 中学教諭が飲酒運転 摘発時「林業」と職業偽る 高知 ●●

 6月に須崎市の須崎中学校教諭が道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で
摘発された際、須崎署員の事情聴取に対し職業を偽って申告していたことが、
5日分かった。県運転免許センターが行政処分の処理のため、過去に起こし
た事故記録をチェックして虚偽申告が分かった。
 摘発されていたのは高岡郡日高村下分、須崎中の岩本正輝教諭(46)。
 岩本教諭は6月21日午後11時10分ごろ、須崎市原町2丁目の県道で
乗用車を運転。極端な低速走行だったため同署員が調べたところ、呼気1リ
ットル中0・15ミリグラム以上のアルコール分を検出した。
 摘発された際、岩本教諭は職業を「山師」と答えたため、交通切符の職業
欄には「林業」と記載された。
 ところが5日、県運転免許センターが行政処分の処理をするため、岩本教
諭が昨年12月に起こした事故記録をチェック。職業欄に「公務員 教諭」
と記載されていたことから、今回の虚偽申告が発覚した。
 調べに対し、岩本教諭は「友人と須崎市内の居酒屋でビールをジョッキ3
杯ぐらい、酎ハイ1、2杯飲んで帰るところだった。教員と言えば免職にな
ると思い、とっさにうそをついてしまった」と話しているという。
 市川嘉彦・須崎市教育長の話 職業を偽るという悪質さで、何の申し開き
もできない。日々一生懸命やっている他の教員に対しての信頼も失墜させる
もので、おわびをしてもし切れない。

http://www.kochinews.co.jp/0207/020706headline11.htm#shimen11