ゴルフ場経営の日東興業、民事再生法申請
ゴルフ場経営の日東興業(東京)は15日、グループ11社とともに、東京地裁に民事再生
法の適用を申請した。負債総額は4269億円。同社は97年12月に和議を申し立てていた
が、1500億円超の債務超過に陥り、預託金の全額返済に長期間かかることから、民事
再生法に切り替えることで再建をめざすことにした。営業は継続する。
同社は01年12月から、米ゴールドマン・サックス証券に支援を受け再建を進めている。
預託金は2641億円に上り、和議申請後の計画では返済に200年以上かかる。今後、
日東興業は再生計画案をまとめるが、会員に返還する預託金は大幅に圧縮される見通し。
昨年9月期決算(連結)は売上高が198億円、経常利益は9億円、簿価ベースで1500億
円超の債務超過。全国で営業しているゴルフ場は30、会員数は7万1985人。
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