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地方ネタを一つ、よろしくお願いします。

【医療】漢方生薬「苦参」にアトピーのかゆみ抑制効果、外用薬開発へ―富山県薬事研

 県薬事研究所(小杉町)に派遣されている文部科学省特別研究員の宮本朋美さんは
三日までに、漢方生薬「苦参(くじん)」がアトピー性皮膚炎のかゆみ抑制に有効である
ことを突き止めた。アトピー患者と類似した症状を示すマウスに苦参を内服させたところ、
七割以上のかゆみが削減された。アトピーの外用剤である抗ヒスタミン薬やステロイドが
効かない難治性の患者が年々増えており、県薬事研究所では「薬の富山」の実績を
生かし、苦参を使った外用剤の開発につなげていく。

 苦参は豆科の植物「クララ」の根で、味は苦い。利尿や解熱作用などがある。アトピー性
皮膚炎は慢性的なかゆみを伴い、患者はかゆみに耐えられず、かいてしまうため症状が
悪化する。治療にはかゆみの抑制が重要となる。
(中略)
 苦参など七種類の漢方生薬と抗ヒスタミン薬をマウス(NC系マウス)に投与し、かゆみの
抑制効果を調べた。この結果、抗ヒスタミン薬などではマウスにかゆみの抑制効果はな
かったが、苦参の場合はマウスがかゆみによって体をかく回数が一時間平均一九八・
四回から四八・七回にまで減少した。

 宮本さんはかゆみ抑制に有効な成分の特定を進めており「苦参を用いた薬剤の開発で
患者の症状改善に役立てるとともに、富山の薬業発展につなげたい」と話している。
(以上、2002年7月4日の富山新聞社Webより一部引用―全文は引用元を参照)

引用元: http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20020704002.htm