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名無しさん@3周年:
結婚の夢不況が砕く 鹿児島市相談所の申込者 過去20年最低402人
【鹿児島】 県内唯一の公設結婚相談所・鹿児島市結婚相談所の申込者数が、
二〇〇一年度は前年比28・7%減の四百二人と過去二十年間で最低だったことが分かった。
同相談所にはリストラや収入減を理由に「結婚できる状況ではない」として登録を取りやめる相談者が相次いでおり、長引く不況の影響で結婚したくてもできない人が増えていることを浮き彫りにしている。
同相談所は同市中央公民館内に一九六一年四月に発足。年間申し込み者数は八六年度の八百三人をピークに、
おおむね六百人台から七百人台で推移していたが、九八年度に五百人台に下がり、〇一年度ついに四百人台にまで落ち込んだ。
同相談所によると、昨年ごろから「会社を辞め収入が減った」「リストラが怖くて休暇がとりづらく、見合いの約束ができない」などと登録を取りやめる人が続出。
二年ごとの登録更新時に、年収が前回より減っている人も少なくないという。一方で、五年前には全体の20%を占めていた「年収四百八十万円以上」の人が昨年度は17%にまで下がり、
相談者全体が経済的に厳しい状況に置かれていることを示している。
同相談所の中間孝子相談員は「不況の影響で結婚が難しい時代になっている。結婚したい人は収入など条件面ばかりでなく、
相手の人間性を重視した方がいいかもしれない」と話している。(西日本新聞)