【W杯】逮捕者は93人
警察庁が5月28日にW杯警備対策室を設置してから大会期間中、
ダフ屋行為などでの逮捕者は93人に上ったことが1日、同庁のまとめで分かった。
改正入管法のフーリガン(暴力的なファン)条項を適用した入国拒否や
入国したフーリガンとみられる外国人の上陸許可の取り消しは、68人だった。
警察庁は大会警備について「日本人サポーターに検挙者が出る騒ぎもあったが、
テロ、フーリガン事案の発生もなく、成功裏に終わった」と総括している。
同庁によると、逮捕者の内訳は、ダフ屋行為30人、公務執行妨害17人、
公然わいせつ10人、傷害・暴力行為など6人、競技場への侵入5人など。
国籍別では、日本の60人が最も多く、次いで英国13人、アイルランド3人などだった。
イングランド対アルゼンチン戦や日本代表チームの試合当日に逮捕者が多かったという。
入国拒否や上陸の取り消しでは、英国人が53人と多数を占めた。
http://www.sankei.co.jp/news/020701/0701spo049.htm