国土交通省は、国内の道路を走る自動車の交通量について
「2030年ごろにピークを迎え、それ以降は減少していく」とする
「交通需要推計」をまとめた。同省はこれまで自動車交通量を
一貫して右肩上がりに増加すると予測してきたが、
景気動向などを反映させて、初めて減少の予測を行った。
各道路公団などは、今後この数値をもとに個別路線の
需要推計をはじき出すことにしており、増加予測を基準として
算定された高速道路などの償還計画が見直しを迫られるのは必至。
道路公団の民営化論議にも大きな影響を与えそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020622it01.htm