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名無しさん@3周年:
「東京湾アクアライン」荷物配送、通行料で差別論争
川崎市と千葉・木更津市を結ぶ有料道路「東京湾アクアライン」の海上パーキングエリア「海ほたる」
の荷物配送で、郵便局だけが通行料金を免除されていることに対し、運送業者などから「官民差別だ」と
不満が上がっている。海ほたるには土産物店などのほか、ポストもあり、配送トラックが毎日行き来して
いるが、郵便物を運ぶ車は特別規定で料金を徴収しないよう定められているからだ。郵政公社関連法案の
審議が山場を迎える中、公社化後も“優遇措置”を続けるのかどうか議論を呼びそうだ。
アクアライン開通と合わせて1997年12月にオープンした海ほたるには、土産物店2店、レストラ
ン4店などがあり、4階にポストも1基設置されている。土産物店は宅配サービスも行っており、大手宅
配業者がトラックで1日2往復している。また、商品や食材を搬入したり、ゴミを搬出したりする民間の
トラックも頻繁に出入りしているが、すべて通常料金(普通車3000円)がかかる。
これに対し、海ほたるにある事務所などへの郵便物配達やポストの郵便物収集は、木更津郵便局が担当
し、軽四輪車が毎日2回訪れているが、通行料金は無料だ。道路整備特別措置法に基づき、旧建設省(現
国土交通省)が、パトカーや消防車などと同様に「道路の沿道、その近くで郵便物を取り集め、配達する
車両からは料金を徴収しない」と規定したためだ。