【ニューヨーク5日時事】ファストフード世界最大手の米マクドナルドが米国内で販売するフライドポテトに
牛肉成分が含まれている情報を開示しなかったとし、牛肉を忌避する米在住のヒンズー教徒や菜食主義者らが損害賠償を求めていた
集団訴訟で、同社は5日までに、1000万ドル(約12億4000万円)を支払うことで和解した。
原告によると、マクドナルドは1990年代以降、フライドポテトの調理には植物油しか使っていないと宣伝しながら、
実際は風味を付けるため牛肉エキスを使用していた。
マクドナルドは牛肉エキス使用のフライドポテトを「菜食料理」との表示で販売していた事実を認めた上で、
「ヒンズー教徒や菜食主義者の方々に苦痛を与えたことを心よりおわびする」と謝罪した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020606-00000053-jij-int ↑マクドナルドが12億4000万円で和解