http://www.cnn.com/2002/HEALTH/conditions/06/02/online.suicide.ap/index.html HUDSON, Wisconsin在住のShawn Woolley(22)氏が拳銃によって自殺していたのを母親のLiz Woolley氏が発見した。
PCには彼が生前ハマっていたOG「EverQuest」、室内には汚れた衣服や食べ物が雑然と散らかっていた。
母親は彼がOGで女性に振られたことが動機ではないかと疑っているが、同時にゲーム製作会社のSony Online Entertainment
も当ゲームに意図的に中毒性を持たせたとして非難している。
SOAはコメントを差し控えているが、EverQuest副社長はゲーム他のの娯楽と同じであり、自己責任だと反論している。
専門家はインターネット(特にネットポルノ)、ネットゲーム中毒者が激増していると警告している。
「鬱や精神的不安からネットゲームにハマるのではないか」とワシントン大学のAlan Marlatt氏は指摘する。
ほかに遅れをとりたくないというライバル心が原因だと指摘する専門かもいる。
家族たちは、普段オタク扱いされ、女性とは無縁だった太目の彼がネット上の人間関係に
魅せられてしまったのだろうと語る。
高校卒業後、専門学校のグラフィックデザイナー科をすぐに中退、ピザ店で働き始めたが
すぐに辞め、母親のところに戻ってきた。その後EverQuestにハマったという。
母親はあの手この手でゲームを制限しようとしたが、彼は夜中にプレイしたり、母親の
CCを盗むなどしてゲームを続けた。
母親に追い出された後、ピザ店で再就職し、カウンセラー、鬱薬などの服用を始めたが、
ゲームへの依存度が増すにつれそれらを全て投げ出し、外界との接触を断ち、ノンストップ
でゲームをプレイし、November 20に自殺した。
ログの記録には彼の使用していたHNとして「愛してる」というものもあり、母親は恋愛のもつれという
疑いを強めた。
母親は「Online Gamers Anonymous」というゲーム中毒者を助ける組織設立に着手し、
訴訟で得た賠償金を資金に当てるつもりだという。