米レコード協会(RIAA)は24日、ファイル交換サービスを提供する米Audiogalaxy
.comに対し、数百万曲もの楽曲の違法交換を促進したとして、大手レコード
会社や音楽出版社、作詞作曲家などがニューヨーク連邦地裁に著作権侵害訴
訟を起こしたと発表した。
訴えを起こしたのは、大手レコード会社を代表するRIAA、音楽出版社を
代表する全米音楽出版社協会(NMPA)、NMPAの下部組織で音楽著作権管理団体
のHarry Fox Agency、およびNMPAに加盟している多数の作詞作曲家。原告側
は、Audiogalaxyが数百万人ものユーザーに対し、著作権付き楽曲の違法な
複製や配信を意図的かつ故意に促進したと訴えている。
Oppenheim氏は「AudiogalaxyとNapsterは同類だ。Audiogalaxyは、現在
最も人気のあるヒット曲をはじめ、多数の著作権侵害曲をユーザーに提供する
ことで収益をあげている。Audiogalaxyに著作権を守るよう訴えたが、実質的
にあらゆる楽曲の提供を続けている」と非難している。
AudiogalaxyはNapsterがサービスを停止した後、FastTrackなどとともに
人気が急上昇しているファイル交換サービス。2001年9月には、無料サービス
に加えて機能やサポートを追加した有料サービスを開始している。RIAAなど
は昨年10月、FastTrack系列のファイル交換サービスを提訴しており、今回
Audiogalaxyを提訴したことで、主要なファイル交換サービスはほとんど全
て著作権侵害訴訟を起こされたことになる。
※以上記事引用。全文は引用先参照。
http://watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0527/riaa.htm