【社会】障害者の性をテーマにした映画が公開 主人公は性格最悪の男
「障害者の性」を題材としたフランスの社会派コメディー「ナショナル7」が、
6月1日から東京のBOX東中野で公開される。「セックスがしたい」と訴える
重度の身体障害者と、困惑しつつ彼を手助けする介護者たちを、ユーモラスに描く。
フランスの身体障害者施設。筋ジストロフィーで体の動かないルネは性格最悪の
嫌われ者だ。だが悪態をついてもスーパーでアダルトビデオを買わせても我慢強く
世話をする介護人ジュリに、泣きながら本音を漏らす。「セックスがしたい。
相手をしてくれる売春婦を見つけてくれ」
監督・脚本のジャンピエール・シナピは、介護人をしている姉の同様の体験を聞き、
「障害者の性」という題材を選んだ。「当たり前の欲求が社会から無視されている
ことに憤りを感じた」と語る。(以下略)
http://www.asahi.com/culture/movie/K2002052901523.html