【科学】NASAがパソコンの「がらくた」集めを始める[05/15]

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1帰社倶楽部φ ★
米航空宇宙局(NASA)は、製造がすでに中止されているMPU(超小型演算処理装置)
であるインテル8086を探している。
8086は20年ぐらい前の製品で、スペースシャトルの草創期は現役だった。
今では入手は困難だが、打ち上げロケットの検査のために必要なのだという。
米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。

NASAは、8086を使わない新型の検査装置も2000万ドル(約25億6000万円)
かけて開発中だが、検査装置を積んだシャトルの打ち上げ失敗に備え、8086集めを続けている。
ヤフーやイーベイといったオークションのウェブサイトにも出物がないかどうか調べている。

ただし、8086探しは眠っている在庫に限られ、個人が持っている古いパソコンに8086が
搭載されていても、NASAや協力企業は買い上げてくれない。

協力企業の一つ、ユナイテッド・スペース・アライアンスの広報担当者は
「まるでがらくた集めみたいなものだ」と話している。

2002.05.15 Web posted at: 09:52 JST - CNN
http://www.cnn.co.jp/science/K2002051500324.html


Intel8086
http://www.e-words.ne.jp/view.asp?ID=33
http://wombat.doc.ic.ac.uk/foldoc/foldoc.cgi?8086
http://www.cs.washington.edu/homes/lazowska/frontiers/factors/8086.html