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ルナ君、6歳の時に書きました。:
私がこの本を書き始めて、詩や短歌以外で文章を書くのは二度目だった。
いい加減な事は書きたくなかったので、私が知りうる範囲の事のみを書いてきたつもりだ。
記憶違いもあることと思うが、大目に見てほしい。
とても重要な事は、私が見捨てられていないということだ。私はいらない存在ではないということ。
私は悲しい話を聞いたことがある。愛したいのに愛し合えない親子の事。いまだに障害を持つことに偏見を持つ人々。
負担に思う人。逆に、愛しているために悲しむ人。人々は生きているだけで悲しみを背負う。
すべて愛ゆえに。
子供は、親だからこうあってほしい、嫌な面を見たくない。親は、子供だから期待し、理想を押しつける。
愛のゆがみゆえに起こる。障害を持つ子にも同じ。健常ではないいら立ち、不安、悲しみ。愛ゆえに。すべては愛ゆえに。