アルファベット社名登記、OK・法務省、今秋にも
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2002050100895 法務省はこれまで漢字、ひらがな、カタカナしか認めなかった会社名の登記にアルファベットやアラビア数字も使えるようにするため省令を改正する方針を決めた。
経済のグローバル化に伴いアルファベットを使った会社名が増えていることに対応した。
1日から1カ月間、法務省のホームページ上で意見募集したうえ今秋から実施する予定だ。アルファベットは大文字、小文字とも使用可能とする。
「@」(アットマーク)などインターネット関連の記号などは意見募集の結果を踏まえて使用可能範囲を決める。
従来は漢字と仮名に限定されていたため、例えばKDDIの場合「ケイディーディーアイ」と登記しているが、省令改正により、企業は希望すれば2万円の登録免許税を支払って登記上の社名を変更することができる。
社名登記は1893年に今の商業登記制度が確立して以来、使える文字は漢字、ひらがな、カタカナに限られていたが、1979年に「・」(中点)も使えるようになった。