米飛行機自爆高校生、原因はニキビ薬
精神状態に副作用あり、自殺につながる
【ニューヨーク16日共同】米フロリダ州タンパの高層ビルに今年1月、男子高校生(15)が
操縦する小型飛行機が衝突した事件で、遺族が16日、高校生が服用していたニキビ治療薬が
原因で自殺したとして薬の製造元のホフマン・ラ・ロシュに対して7000万ドル(約91億7000万円)の
損害賠償を求める訴訟をフロリダ州の裁判所に起こした。
ニキビ治療薬は「アキュテーン」で、米食品医薬品局は昨年、この薬が精神状態に副作用を
もたらし自殺の衝動を引き起こす可能性があると警告していた。
AP通信などによると、会社の広報担当者は、提訴の事実は知らないが、薬が危険なものとは
信じていないとしている。
事件は今年1月、小型飛行機の操縦免許を取得するため航空訓練学校に通っていた高校生が
無断で小型機に乗り込み、42階建てのビルの28階付近に激突した。高校生が中東系の家系
だったことなどから、一時はテロとの関係も疑われた。
ソース
http://www.zakzak.co.jp/index3.html