■迷惑メール、条例で規制/兵庫県が全国初の施行
http://www.mainichi.co.jp/digital/internet/200204/12/04.html 兵庫県は12日、迷惑メールを同県消費者保護条例で規制される対象に追加した。
迷惑メール対策では、与党3党による防止法が11日に成立したほか、
東京都も消費生活条例を改正しているが、施行されたのは兵庫県が初めて。
兵庫県では、昨年度から迷惑メールが原因とみられる出会い系サイトなどの
トラブルが増えている。
このため、条例改正ではなく、対象の追加を告示することで対応にあたった。
今回の指定追加では、消費者が拒否の意志表示をしたり、
意志表示の機会を与えないまま、電子メールによる一方的な広告を反復送信して勧誘する行為を、
同条例が規制する「不当な取引方法」に指定した。
特定商取引法の対象外まで含められ、幅広く網を掛けられる。
条例に違反した場合、違反業者に中止を勧告し、応じない場合は名前公表などの行政処分を行う。
同県消費生活対策室では「メールは新しい媒体なので健全に発展してほしい。
業者の特定など難しい面もあるが、迷惑メールをこれ以上放置できない。
県民にも不当な取引と認識してもらうことができ、商売がしにくくなると思う」と話している。
[兵庫県]
http://web.pref.hyogo.jp/