有料データベース登録サービスをめぐって緊張が高まっていたが、業界大手 Overture
(NASDAQ:OVER) が、ついに新興の Google を特許侵害で訴えるに至った。
Overture (カリフォルニア州パサデナ) は、ロサンゼルス連邦地方裁判所に訴状を提出。
自社の特許 (米国特許番号6,269,361) 「コンピュータネットワーク検索エンジンによる検索
結果表示位置に影響を与えるシステムおよび手法」を、Google が侵害しているとして
提訴した。
Overture のいう特許とは、高い単価を入札した広告主のリンクがより上位に表示される
仕組み、ならびに同社の『DirecTraffic Center』アカウント管理システムおよびツールに
関するものだ。
Overture はプレスリリースを発表。その中で、創立以来このシステムの研究開発に
「膨大な時間と費用」をつぎ込んでおり、「許可なくこの特許技術を使用する者に対して、
断固として知的所有権を主張して行くつもりだ」と述べている。
一方、Google は、提訴は驚くにはあたらないと言う。なぜなら、Overture はすでに
小規模のライバル Findwhat.com (NASDAQ:FWHT) を特許侵害で訴えており、今回の
動きも十分予測できていたからだ。
「我々は問題の特許を分析し、そのいかなる項目にも抵触しないと判断するに至った」と、
Google の広報担当 Cindy McCaffrey 氏は述べている。
今回の提訴の根には、これまで Overture とその長年のライバル LookSmart
(NASDAQ:LOOK) が支配していた有料登録検索サービス分野に、Google が最近進出
したことがある。
ソース:
http://japan.internet.com/wmnews/20020406/11.html リクエスト:
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1018185407/86 TechSid等の解説を読むと、どのようにも解釈できる曖昧な特許らしいです。