辻元清美、獄中から届けられた抗議文(夕刊フジ)
辻元さん、ウソゆうたらあかんわ−。秘書給与詐欺事件で懲役1年6月の実刑判決
を受け、服役中の元民主党衆院議員、山本譲司受刑者(39)が6日までに、秘書給与
ネコババ疑惑で衆院議員を辞職した社民党の辻元清美前政審会長(41)に獄中から抗
議文を送ったことが分かった。
辻元氏は自身の疑惑で釈明会見をした際、「政策秘書を勝手に登録した上、カツラ代
など私的に流用した山本氏と違い、私は私的流用をしておらず、詐欺罪は成立しない」
と発言している。
5日に会見した山本元議員の代理人は「私的流用は一切なく、判決文や検察側の冒頭
陳述でも明らか。辻元氏の発言は虚偽で一方的に名誉を傷つけられた」としている。
獄中の山本元議員の心境については、「本人は辻元氏の無責任で悪質な発言を知り、
強く憤慨している」と説明した。
代理人は「これ以上間違った情報が発信されないよう4日付で文書を送った。経過
いかんでは刑事、民事上の法的措置も検討する」と述べた。
山本元議員は逮捕された際、関係者が「代議士になってから髪が薄くなったが、そ
の後、フサフサになった」と発言したことから、秘書給与がカツラ代に流用されたの
ではないかとの臆測(おくそく)が流れていた。
辻元氏の代理人弁護士は、カツラ代流用発言について「虚偽の事実でおわびしたい」
と謝罪。
「政策秘書を勝手に登録した」とする辻元氏の釈明文書には、「私の説明から辻元
氏の発言となったが、事実でないとすれば、弁護士としての判断ミス」としている。
http://news.www.infoseek.co.jp/Content?arn=fuji_society1_5032&sec=society&sv=SN&svx=101500&ud9=-7