52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
高秀氏、苦戦の末4選 横浜市長選
任期満了に伴う横浜市長選は31日投票、即日開票の結果、無所属で現職の高秀秀信氏(72)=自民、公明、社民、保守推薦=が、前衆院議員(無所属の会、神奈川8区)の中田宏氏(37)に追い上げられ苦戦の末、中田氏ら無所属新人3人を破り、4選を果たした。
鈴木宗男、加藤紘一両衆院議員の自民党離党や辻元清美前社民党政審会長の議員辞職後、初の政令市長選。高秀氏の苦戦は、小泉内閣の支持率が低下し、自民、社民両党への風当たりが強まる政局の「逆風」を受けた形となった。
4月の京都府知事選や参院新潟補選、衆院和歌山2区補選を前に、高秀氏を推薦した与党3党や社民党は新たな対応を迫られそうだ。
民主党は、高秀、中田両氏の陣営に分裂。自由党は中田氏支援に回った。
高秀氏は連合神奈川の支援も受け、サッカーのワールドカップ(W杯)決勝戦誘致などの実績を強調。「多選・高齢」に対する批判もあり、組織票固めに重点を置いたが、民主票が中田氏に流れるなどした。
中田氏は、市長交際費の全面公開や市役所の「構造改革」などを訴え、高秀氏への政党相乗り推薦などを批判。無党派層にアピールするとともに、反自民票や高秀市政への批判票などを集めた。
海洋学者の松川康夫氏(60)=共産推薦=は、志位和夫共産党委員長らが応援演説で自民、社民両党を批判したが、元横浜市職員の稲垣隆彦氏(28)とともに及ばなかった。