オンライン証券大手のDLJディレクトSFG証券と、マネックス証券の2社が、今秋の合併を
検討していることが29日、明らかになった。
DLJに50%出資する米投資銀行のクレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)が、
マネックスの筆頭株主のソニーに全株式を売却し、その後にDLJとマネックスを経営統合
する案が有力。実現すれば、顧客口座数は計31万件でネット証券最大手となり、1日当たり
売買代金(2月)も計205億円で、ネット証券最大手の松井証券の225億円に肉薄する。
DLJは99年にCSFBと三井住友銀行など住友グループの合弁で設立されたが、CSFBが
ネット証券部門のリストラで米、英、香港の子会社売却に続き、日本からの撤退を検討
していた。一方、99年に設立されたマネックスは売買手数料の安さで顧客を増やし、昨年は
セゾン証券を子会社化して合併し、ネット証券の「勝ち組」とされたが、松井やDLJが手掛ける
信用取引をせず、設備投資優先で黒字転換しておらず、打開策が求められていた。
ソース:
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200203/29/9.html DLJ身売り。結構驚きました。ソニー傘下(参加)か。