【IT】マイクロソフト、ソフト設計情報の一部を無償公開・学術機関向けに
米マイクロソフトは27日、ソフトウエアの基本設計図となる「ソースコード」の
一部を大学など学術機関向けに限定して無償公開し、自由に開発・改良に参加
できるようにすると発表した。同社は知的所有権保護の観点から自社ソフトの
ソースコード公開に消極的だったが、Linuxなど無償配布型ソフトが急速に普及
していることに刺激されたとみられる。
マイクロソフトが設計情報を公開するソフトは「シェアード・ソース・CLI」。多くの
研究者や学生が同ソフトの開発・改良に参加することで、同社ではインターネットを
利用した高度なユーザー向けサービスや、開発者向けプログラミング言語の技術
革新に弾みがつくとみている。
http://it.nikkei.co.jp/it/top/index.cfm?i=2002032801896j0