■【読売】憲法改正、国会議員71%賛成…本社アンケート■
読売新聞社は、憲法施行55周年に合わせて憲法に関するアンケート調査を衆参両院の全国会議員を対象に実施した。それによると、回答した議員の71%が憲法改正に賛成し、1997年3月の前回調査を11ポイント上回った。
改正論議の主要な論点である集団的自衛権については、54%が「行使できるようにすべきだ」と答えた。
今国会の最大の焦点と目される有事関連法案には66%の議員が賛成した。女性の皇位継承については、88%が支持した。調査結果は、国会議員の憲法観の急速な変化を示しており、衆参両院の憲法調査会などの論議や憲法改正の動きに大きな影響を与えそうだ。
憲法改正の是非については、賛成が回答者の7割を上回ったのに対し、反対は24%にとどまり、前回比11ポイント減少した。
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020321it12.htm