<社会>小倉監禁事件、緒方容疑者の親族6人も所在不明

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716名無しさん@お腹いっぱい。
クラブのママの証言。
「松永と出会ったのは、いまから10年ほど舞え、
 地元の金融機関の支店長さんたち数人と連れたって
 店に飲みに来たんです。いま思えばの話ですが、
 金融機関の人と一緒に来たのも初めから人を信用させる
 手口だったんでしょうね」
松永容疑者は、
「ロシアとの貿易をやっている。俺がロシアへ行くと
 国賓級の扱いだ」
と吹聴していた。その一方で、実は慶応大学の学生も
やっているといい、写真入の学生証まで見せたという。
「あれも、結局、詐欺の小道具のニセモノだったわけですよね。
 大学の授業は松永が出られない代わりに従業員に
 出席だけさせているという話でした。ちょっと変だとも
 思ったのですが……」
親しくなると「ママの家が見たい」と自宅にやってきました。
「仏様にお参りさせてほしい」といって、
仏壇に手を合わせ、3万円は行った「お包み」を置いていった。
「金払いはいいし、何につけてもそつがない。
 あんなやり手はいないって、信じてしまったんです。
 自宅に来たとき、母にさりげなく『田んぼはあるんですか』
 なんて聞いていたけど、値踏みしてたってことですね」
やがて、このクラブのママは松永容疑者から、
「俺は貸金業もやってる。200万円出してくれたら
 毎月5万円の利息を払える」
と持ちかけられ、まんまとだまされてしまったという。
「私は彼に対して恋愛感情はなかったのですが、
 うちの従業員の女の子が松永に、結婚をエサにだまされていた
 というのが後でわかったんです。彼女の場合、
 通帳と印鑑を渡したうえに彼女名義で数千万円単位で
 借金させられてしまった。結局、返済できず、自己破産しました」
この他、松永容疑者から風俗店で働くことを強要されたうえで、
「借金の返済に使う」とウソをつかれて、約100万円近くを
給料からピンハネされる被害に遭った多重債務者の女性もいた。

ソースは『週刊朝日』の4月5日号。