【偽装牛】農水省が税金泥棒の社名公表を拒否【買い上げ対象外】
▽偽装牛再検査 新たに4事業者も 農水省、社名公表拒む (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#008 BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の補助事業を悪用した雪印食品(東京)の
偽装牛肉事件を受け、既に買い上げた牛肉の再検査を進めていた農水省は十五日、
全国農業協同組合連合会(全農)系など四事業者が補助対象外の牛肉計二・四トン
余りを売り付けていたことが確認された、と発表した。
同省は、短期間に事業を推進する必要があったため事業者の理解が不十分だった
などとして、これらの牛肉について補助対象から外すことを決めた。
ただ、同省と不適格品を買い上げていた全農など三団体はいずれも「(事業者側
に)意図的な作為は認められなかった」などとして事業者名の公表を拒んでおり、
不透明な姿勢があらためて批判されそうだ。
問題のある牛肉を買い上げていたのは、全農と日本ハム・ソーセージ工業協同組
合など三団体。全農の二・二トン余りが突出して多く、残る二団体は〇・二トンと
〇・〇二トンだった。
中には品質保持期限が切れていたり、分からなかった牛肉のほか、食肉処理場で
の全頭検査がスタートした昨年十月十八日以降に加工されたものや、買い上げ対象
外のスライス肉なども含まれていた。
全農は関連の三十一事業者から牛肉計二千六百三トンを買い上げていた。問題の
牛肉を売り付けた二事業者のうち一社とは一部取引があるが、残る一社については
外部からの持ち込みだったという。