■明石市に10億円賠償 再開発ビルのテナント誘致失敗で−−竹中工務店 /神戸
明石市の再開発ビルの施工とテナント募集などにあたった大手ゼネコン・竹中工務店
(大阪市)が、ビルの施主である市街地再開発組合(理事長=伊藤道司・市助役)と約
束した中核テナント誘致に失敗、募集業務から手を引き、同市の請求で「協力金」名目
の10億円を賠償させられていたことが、8日分かった。市は、再開発組合に全額を貸
与、組合の赤字を改善するという。
ビルは、昨年11月にオープンした「東仲ノ町地区市街地再開発組合」の「アスピア
明石」(14階建て)。同市によると、竹中工務店は92年、中核テナント誘致や保留
床の購入・売却などにあたるデベロッパー契約を組合と締結。しかし、当初予定してい
た百貨店誘致は流れ、生協進出も不調に終わり、テナント確保の責務は果たせぬままだ
ったという。
困った組合は市がデベロッパーとなるよう依頼。市は、組合に代わって同工務店と交
渉。昨年6月、10億円が市に支払われたという。
溝端弘司・市都市整備部長は「テナントが決まらぬまま、建設費など32億円の返済
を迫られている組合救済が請求意図」と説明。
竹中工務店本社広報は「中核テナント誘致が計画通り進まず、デベロッパー責任から
賠償に応じた」としている。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020309-00000006-mai-l28 ■依頼により立てました:
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1015394228/675