【社会】蔵王フーズ、鶏肉の加工処理業者や賞味期限偽る―九州、山口などの生協で販売

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25名無しさん@お腹いっぱい。
グリーンコープ ニュースリリースNo.226
http://www.greencoop.or.jp/greet/news/226.html

取り扱い商品「蔵王土鶏」について製造者名詐称、ラベル偽装ほか
虚偽納品されていた事実が判明しました。
 
一連の事実経過のご報告並びにグリーンコープ連合の対応、今後の具体的対応方針
ほかについて、別紙資料を添えて以下の通りご報告いたします。

【蔵王土鶏虚偽納品・供給に関する一連のご説明】


(一)取り扱い経過及び事態の判明
1.蔵王土鶏は(株)蔵王フーズ社が販売を行っており、関東を中心に大手デパート・
 スーパー等で「銘柄鶏」として広く販売されているものです。
2.弊連合では、2000年12月よりその取り扱いを開始しました。
3.弊連合では全ての商品の取り扱いに当たって、商品売買基本契約書を交わし、
 商品仕様についても詳細に契約内容として折り込んでいます。
4.今回の「蔵王土鶏」についても、弊連合が取り扱うに当たって、「non-GMO/PHF
 トウモロコシ使用した飼料の給餌」「加工処理場の指定」他について詳細な仕様
 契約を交わしています。
5.本年1月、「包材が破損している」という商品クレームを蔵王フーズ社宛に問
 い合わせ、その回答を2月14日に同社から得ていました。しかしその後(2月1
 8日)、契約書にて指定している加工処理場から「当社では包材に記載されている
 日には、グリーンコープ向け商品は製造していない、包材もラベルも当社のもので
 はない」旨、電話連絡を頂きました。
6.受けて、契約違反・法令違反の可能性があるとの判断から、弊連合職員を直ち
 に各地へ派遣し、本日に至るまでの間、事実関係の解明に努めてまいりました。

(二)契約違反、法令違反の事実関係報告
 本日までの各種調査の結果、以下の事実が判明致しました。
1.弊連合では加工処理場を指定しているが、その加工処理場以外で処理がされていた。
2.先の「包材破損クレーム品」の処理は別の加工処理場で行われた上、契約書に
 記載されている加工処理場名のラベルを偽装の上、添付され、納品されていました。
3.既に「商品」として営業倉庫に保管されていた在庫品について、消費期限切れを
 防ぐために別の加工場にて「リパック・再商品化」され、加工年月日を詐称(延長)
 して納品されていました。
4.弊連合との契約内容の「non-GMOトウモロコシ使用」について、明確な区分管
 理がされず、一般飼料にて飼育された蔵王土鶏が混入させられていた。

(三)行政各機関への届出報告  
 上記の事実関係の調査結果を受けて、本(3/6)日午前中、以下の行政各機関へ
届出を行いました。
1.公正取引委員会九州事務総局 九州事務所
2.九州農政局企画調整部消費生活課
3.福岡県保健福祉部生活衛生課