蘇我氏系の居館の一部か=藤原京以前の大型建物跡

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1 ◆GEDOw/Q2 @外道φ ★
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蘇我氏系の居館の一部か 藤原京以前の大型建物跡

 奈良県橿原市和田町の藤原京跡で、藤原京期(694−710年)の道路跡の下層付近から
飛鳥時代の大型建物跡や溝跡が県立橿原考古学研究所の発掘調査で1日までに見つかった。
 飛鳥川の西岸にあたる周辺地域は、蘇我氏系の小墾田(おはりだ)氏や田中氏の本拠地とされ、
蘇我氏系の豪族居館の一部ではないかとの見方も出ている。飛鳥時代の京周辺の地域開発や、
その後の藤原京造営過程を知る上で貴重な資料。
 県道工事のため、同研究所が約1000平方メートルを調査。7世紀後半の藤原京の
東一坊坊間路とみられる幅6・6メートルの道路跡のすぐ東の下層から、7世紀中ごろの
東西4・8メートル、南北11・5メートルの大型建物など2棟のほか、同じ向きに掘られた
計4本の溝跡が見つかった。